259e

Twisted Waveform Generator

259e Twisted Waveform Generator は Buchla 200e シリーズのモジュールです。

デジタル・ウェーブシェイピング、エイリシアング・ノイズ、フリーケンシー・フォールドオーバーなどオリジナルの 259 モジュールとほぼ同じ仕様です。新たなバージョンである 259e には、より複雑な波形の変化をもたらす機能が加わり、したがって「Twisted = ねじれた」というネーミングになりました。

ピッチ、音量、ティンバーの CV モジュレーション、ハード & ソフトシンク、ピッチトラッキングなどその他の機能は 261e Complex Waveform Generator と同等です。

259e は 225e MIDI Decoder / Preset Manager と連動し、225e で変換した MIDI ノートのピッチ CV が内部ルーティングされているのでピッチCVのパッチングは不要です。1つのシステムに最大で4台の 259e をマウントする事ができ、必要な場合はそれぞれ独自の MIDI チャンネルに設定できます。

すべての 259e のパラメーターは 206e Mixer / Preset Manager または 225e MIDI Decoder / Preset Manager のプリセット・マネージャーを使用して記憶と呼び出しができます。

製品名259e Twisted Waveform Generator
製品種別Buchla モジュラーシンセサイザー
定価309,000 円(税別)

※こちらの製品は Five G music technology 専売品です。

このモジュールは Buchla 200e シリーズのモジュールで、動作させるためには Buchla モジュール用(4Uサイズ)のケースが必要です。一般的なユーロラック・モジュラーシンセサイザー用のケースには、パネルのサイズと電源の規格が違うためマウントできません。

モジュールのオーディオ信号と CV、ゲート、クロック信号はユーロラックと相互に接続して使用できますが、端子形状、またゲインや電圧レンジが異なることには注意してください。

Buchlaのオーディオ信号はラインレベル(約2Vpp)で設計されています。オーディオ信号の入出力であるジャックはTiniジャックと呼ばれるものであり、ユーロラックの3.5mmの直径に比較してわずかに太いものです。CVの電圧範囲は0~10V、ゲート/トリガー信号はON時に約+10Vで設計されています。バナナ端子をユーロラック用の3.5mm端子にケーブルなどで変換をする必要があります。

これらは端子変換を行うことでユーロラックと接続可能ですが、より正しい動作を求める場合はユーティリティモジュールを使用して電圧範囲を適正に変換することを推奨します。