A-184-2

Voltage Controlled Crossfader / Triangle-to-Sine Waveshaper

A-184-2 は2つの機能を持った機能拡張モジュールです。Doepfer のエントリーレベルの VCO や LFO (A-110-1, A-110-2, A-145, A-147-2 )の機能を拡張する事ができます。

三角波 to サイン波・ウェーブシェイバー

上のセクションは非常に正確な三角波からサイン波のコンバーターです。三角波の波形を入力するとほぼ完全なサイン波に変換して出力します。このコンバーターはA-110-1, A-110-2, A-145, A-147-2で使用されている単純なダイオードコンバーターよりも遥かに優れています。2つのトリミング・ポテンショメーターを使用してサイン波の形状を最適化します。入力レベルまたは入力信号のDCオフセットが変化した場合、トリミングポテンショメータを再調整する必要があります。トリミング・ポテンショメータを意図的に誤調整した場合、サイン波以外の波形を出力する事もできます。

ボルテージ・コントロールド・クロスフェーダー

下のセクションはボルテージ・コントロールド・クロスフェーダーです。A と B 2つの入力を備えており、入力した信号をミックスして出力します。マニュアル・コントロール・ノブか CV でミックスのパーセンテージを変更する事ができます。マニュアル・コントロールが完全に反時計回りの場合は信号 A のみを CF Out から出力します。マニュアル・コントロールが完全に時計回りの場合は信号 B のみを CF Out から出力します。マニュアル・コントロールが中央の場合は両方の信号を同じレベルで CF Out から出力します。さらにクロスフェードを CV コントロールするための、アッテネーター付き CV 入力を搭載しています。

2 つの LED は入力 A と B のクロスフェードの割合を明るさで表示します。

クロスフェーダーは2つの高品質 VCA (SSM2164) を使用しています。入力と出力は DC に対応しており、オーディオ信号やゆっくり変化する CV 信号にも使用できます。

上のウェーブシェイバー・セクションは、クロスフェーダーに内部結線されており、クロスフェーダーの A,B 入力に何も繋いでいない場合、それぞれウェーブシェイバー・セクションのサイン波と三角波が接続されます。

主な用途は VCO または LFO の 2 つの異なる波形、または 2 つの異なる VCF 出力をフェードインさせることです。モジュールは、ウェーブシェイパーとクロスフェーダーのセクションが独立しているので、同時にそれぞれを別の用途にも使用できます。

製品名A-184-2 Voltage Controlled Crossfader / Triangle-to-Sine Waveshaper
製品種別ユーロラック・モジュラーシンセサイザー
定価15,100 円(税別)
JAN コード4582348929237
4HP
奥行き35mm
消費電流+12V : 30mA
-12V : 30mA