Doepfer(Germany)

DOEPFER Dark Energy II

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OPEN PRICE

Overview

Doepfer「Dark Energy II」(ダークエナジー・ツー)はMIDI、USB MIDI、CV/Gateコントロールが可能なアナログ・モノフォニック・シンセサイザーです。テーブルトップタイプの小型で堅牢なシャーシに濃密なアナログサウンドを生み出すアナログ回路と接続先を選ばないコントロールを可能にするデジタル回路を搭載し、あらゆるシステムに導入する事ができます。セミモジュラー設計のため内部の基本接続のまま直ぐに演奏が可能。またフロントとリアパネルに用意されたCV/Gateやオーディオ入出力をパッチケーブルで接続することにより、基本接続を変更したり他のアナログシンセサイザーと組み合わせて使用することができます。

音源部はVCO x 1、VCF x 1、VCA x 1、LFO x 2、ADSR x 1というシンプルな構成ながら多彩なコントロールが可能で、フロアを揺るがすファットなベースサウンドや音抜けの良いリードサウンドから、ドローンサウンドや強烈なノイズサウンドまで多彩な音作りが可能です。バージョンIIではクロスフェード可能なマルチモードフィルターが新搭載され、より繊細で幅広い音作りが出来るようになりました。

コントロールはMIDIキーボードによる演奏はもちろん、USBケーブルで直接コンピューターと接続しシーケンサーソフトで演奏、CV/Gate INを使用してモジュラーシンセサイザーと組み合わせて演奏したりと、あらゆるシステムと組み合わせる事が可能です。

かつて世界中でベストセラーとなったモノフォニック・シンセサイザー「MS-404」、その設計を受け継ぎコンパクトなセミモジュラーへと進化した「Dark Energy I」、そしてマルチモード・フィルターを新搭載した「Dark Energy II」。Doepferシンセサイザーの歴史に新たな一ページが加わりました。

※Dark Energy Iからの変更点については「Dark Energy IとDark Energy IIの違いについて」をご覧下さい。

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Feature

ノコギリ波を基本としたVCO

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Dark Energy IIのオシレーター波形はノコギリ波、クリッピング上昇ノコギリ波、パルスウィズ可変のパルス波を装備、それぞれの波形を単体またはパルス波と各ノコギリ波をミックスして出力することも可能。ピッチとパルスウィズはADSR、LFO、外部CVソースによりモジュレーション可能なのでユニークな効果音やノイズサウンドを作成する際などにも役立ちます。

音源部は純粋なアナログ回路を使用しているため、電源を入れてからVCOのチューニングが安定するまでおよそ20〜30分かかります。

クロスフェード可能なマルチモード・フィルター
可聴域に達する強烈なLFO

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Dark Energy IIはノブによるクロスフェードが可能な12db/octマルチモード・フィルターを搭載しています。マルチモードフィルターといえばスイッチでモードを切り替えるのが一般的ですが、Dark Energy IIはノブによりフィルターモードのクロスフェードが可能で、ローパス〜ノッチ〜ハイパス〜バンドパスと連続的に切り替えることができます。これによりハイパスとバンドパスの中間といった繊細な設定での音作りができます。カットオフ・フリケンシーはLFO、ADSR、外部CVソースによりモジュレーション可能です。

外部オーディオインプット端子を使用して外部オーディオソースをVCFへ入力できます。他のシンセサイザーのオシレーターを入力してVCOの代わりにサウンドソースとしてしたり、リズムトラックや既成の楽曲を入力してフィルタリングするなど、切れ味の鋭いDark Energy IIのVCFを使用した音作りが可能です。

Dark Energy IIのキャラクターを強烈に際立たせているLFOは、Dark Enargy Iと同様最高で5KHzまで発振可能なワイドレンジLFOを2基搭載しています。VCO、PWM、VCF、VCAにかける事で音色に様々な表情を付ける事が可能で、緩やかにピッチやフィルターカットオフが変化するドローンサウンドはもちろん、LFOフリーケンシーを上げる事でFMによるメタリックな金属音や強烈なノイズサウンドまで生み出せます。

MIDI、USB MIDI、CV/Gate
コントロールソースを選ばないインターフェース

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Dark Energy IIのコントロールはMIDI、USB MIDI、CV/Gateに対応しており、あらゆるシステムに組み込む事が可能です。MIDI OUTを搭載したキーボードやシンセサイザーとDark Energy IIを接続すればすぐに演奏を始める事ができます。コンピューターとUSBケーブルで接続すればコンピューターに立ち上げられたシーケンスソフトでDark Energy IIを演奏できます。USB接続には特別なドライバは必要とせず、USBケーブル一本でDark Energy IIをコンピューターと接続するだけでOK。あとはシーケンスソフトで必要な設定をするだけです。

CV/Gateコントロールはフロントパネル下部にインプット、リアパネルにアウトプットを搭載しています。入力されたMIDI情報はGATE(ノートON/OFF)、CV1(MIDIノートナンバー)、CV2(ピッチベンダー)、CV3(ボリューム/ベロシティ)、CV4(アサイナブルMIDI CC)へと変換され出力、フロントパネル下部へパッチケーブルで接続すれば任意のパラメーターのMIDIコントロールとオートメーションが可能です。またCV/Gateを搭載した他のシンセサイザーをコントロールするための簡易MIDI to CV/Gateコンバーターとしても使えます。

(Dark Energy IIはUSBバスパワーでは動作しません。必ず付属のACアダプターをご使用下さい。)

アナログ・ステップシーケンサーや
リボンコントローラーとのコンビネーション

CV/Gateインプットを搭載したDark Energy IIは予期していなかった素晴らしいフレーズを次々に生み出すアナログ・ステップシーケンサー「Dark Time」, 「MAQ16/3」との相性が抜群です。

50cmのリボンセンサーを搭載し、触れた指の位置と圧力でコントロールできるMIDI&CV/Gateリボンコントローラー「R2M」でコントロールすればアナログならではの滑らかなか音色変化を最大限に生かした演奏が可能になります。

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Specifications

VCO

波形
下降ノコギリ波 / クリッピング上昇ノコギリ波 / パルス波(パルス幅可変)/ 下降ノコギリ波 + パルス波 / クリッピング上昇ノコギリ波 + パルス波の 5 波形から選択可能
発振周波数
10Hz 〜 12kHz
ピッチ・モジュレーション
LFO1/ADSR で変調可能
パルスウィズ・モジュレーション
LFO2/ADSR で変調可能
チューニング幅
-1/2oct 〜 +1/2oct、-2.5oct 〜 +2.5oct ( 内部のジャンパー設定による切替可能)

VCF

タイプ
12dB マルチモードフィルター(自己発振可能)
フィルターモード
ローパス〜ノッチ〜ハイパス〜バンドパス(フィルターモードはクロスフェードに対応)
キーボード・トラッキング
Off / Half / Full
カットオフ・モジュレーション
LFO2/ADSR で変調可能(XFM= エクスポネンシャルフリケンシーモジュレーション)

VCA

アンプリチュード・モジュレーション
LFO1/ADSRで変調可能(エクスポネンシャル)

LFO1&2

波形
三角波 (LFO1 は内部のジャンパー設定による逆相出力可能)/ パルス波
発振周波数
0.1Hz 〜 5kHz
出力電圧
-2.5V 〜 +2.5V

ADSR

レンジ
Short/Mid/Long の 3 つのレベル
出力電圧
0 〜 +6V

MIDI/USB

MIDI tot CV/Gate
Note → CV1= ピッチ (V/oct、0 〜 +5V)とゲート(0 〜 +5V=V.Gate)で VCO に内部接続 Pitch Bend → CV2(-2.5V 〜 +2.5 V /0 〜 +5V)内部のジャンパー設定による切替可能、Volume/Velocity → CV3(0 〜 +5V) 内部のジャンパー設定による VCF への内部接続可能、任意の C.C. → CV4(0 〜 +5V)4 つの CV とゲート信号は リアパネルの専用出力端子から出力。

電源

12〜15V AC / 800mA

(Dark Energy IIはUSBバスパワーでは動作しません。必ず付属のACアダプターをご使用下さい。)

外形寸法

185 x 145 x 65 mm

重量

1.2 kg

Dark Energy IとDark Energy IIの違いについて

  • Dark Energy II はローパス、ノッチ、ハイパス、12dB マルチモードフィルターを搭載しています。Dark Energy I は24dB ローパスフィルターのみを搭載しています。
  • Dark Energy I に搭載されていたフィルター LM(リニアモジュレーション)コントロールが、Dark Energy II ではフィルターモードコントロールに置き換わりました。(ローパス〜ノッチ〜ハイパス〜バンドパスのクロスフェードに対応)
  • Dark Energy II では VCO ウェーブフォーム・スイッチはノコギリ波とクリッピング上昇ノコギリ波に変更されました。(センターポジションではノコギリ波はオフになります。)
  • VCO の基本波形がノコギリ波に変更されました。(Dark Energy I のように三角波は搭載されていません。)
  • VCA がエクスポネンシャルスケールに変更されました。(Dark Energy I ではリニア / エクスポネンシャルの複合カーブでした。)
  • Dark Energy I と比べて、Dark Energy II では、よりクリアなサウンドのキャラクターとなりました。(これは主に全く異なるフィルターを採用していることに起因しています。)そのため Dark Energy II で Dark Energy I の音色を完全に再現することはできません。(その逆もまた然りです!)
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