SKULPT Synthesiser

SKULPT はシンセサイザーとして驚異的な 32 基のオシレーターを搭載。オシレーターは 1 基につき2つの波形を同時に使用できます。それぞれサイン波〜三角波〜ノコギリ波〜矩形波へと連続可変します。更に波形 1 は PWM、波形 2 はノイズも設定できます。波形 1 をキャリア、波形 2 をモジュレーターにした FM や、リング・モジュレーションで金属的なサウンドも作成できます。SKULPT は同時に 32 オシレーターを使用でき、圧倒的で重厚なサウンドを演奏できます。

フィルターは MODAL がデザインしたステイト・バリアブル・タイプの 2 ポール・レゾナント・フィルターを搭載。Morph パラメーターを操作する事によりローパス〜バンドパス〜ハイパスへと継ぎ目なくモーフィングさせる事ができます。モジュレーション・マトリックスを使用すればモジュレーション・エンベロープや LFO で Morph パラメーターをコントロールする事もできるので、リアルタイムでフィルター特性が変化するユニークなサウンドを作る事もできます。

モジュラー・シンセサイザーの様な柔軟な音作りができるモジュレーション・マトリックスを搭載。LFO 、モジュレーション・エンベロープ、任意の CC など 8 つのモジュレーション・ソースで、オシレーター、フィルター、EG、エフェクトなど 37 のパラメーターをモジュレーションさせる事ができます。サウンドに複雑な変化を与えたり、パーカッション・サウンドやサウンド・エフェクトを作成する際に活用できます。

SKULPT には多数のパラメーターをグラフィカルに表示し、各種エディットや保存などが可能なエディターアプリ「MODALapp」が用意されています。すべてのパラメーターへ4つのタブに分割された単一のインターフェースからアクセスできます。シーケンスをエディットできるシーケンサー・グリッド・ページ、ドラッグ＆ドロップでの直感的な操作が可能なサンプル管理ページ、様々なパターン・ロード・オプション、いつでも64個のサンプルをトリガーできるサンプル・グリッドなどが用意されています。

SKULPT 本体のノブやスイッチの操作は MODALapp へ、MODALapp でのタッチ操作はSKULPT 本体へ遅延なく即座に反映されます。ハードウェアとソフトウェアがまさに一体となり、その直感的な操作性はあなたのインスピレーションを逃す事は無いでしょう。

DAW 上で SKULPT のエディットができる MODALapp の VST3 / AU プラグイン・バージョン「MODALplugin」も使用できます。スタンドアローンの MODALapp と違い DAW 用のプラグインなので、DAW と MODALapp を切り替えなくても DAW 上で SKULPT をエディットできます。

MODALapp と MODALplugin は MODAL 社の SKULPT 製品ページよりダウンロードできます。